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前立腺がん患者、最善の治療を求めて: 医師と挑んだ大学病院との闘い 全記録

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『前立腺がん患者、最善の治療を求めて: 医師と挑んだ大学病院との闘い 全記録』

出河雅彦 著
発行:梨の木舎

四六型 256頁
定価 2,200円+税
ISBN 978-4-8166-2503-9 C0047

医療は誰のためにあるのか?を問う。
「患者の生命と人権」を守るために職を賭した医師と、生きるために治療継続を求めて立ち上がった患者団体の大学病院との闘い。
それを執拗に追ったジャーナリスト、渾身のドキュメント。
白い巨塔のなかで、患者の治療選択の権利が蔑ろにされていないか。

本書では、前立腺がんの放射線治療(患者の体内に線源を挿入する小線源治療)とはどんなものか、詳細に語られる。
滋賀医科大学医学部附属病院の岡本圭生医師は卓越した治療技術をもち、すぐれた治療成績を収め、全国から多くの患者を集めていた。
その岡本医師は、この治療の経験がない別な医師に同じ治療をさせようとした泌尿器科学講座教授の計画を阻止し、大学を追われる。

【目次】
一章:生命と人権を守るために
二章:卓越した技術と医師の倫理
三章:立ち上がった患者たち
四章:治療妨害禁止命令を求めて
五章:認定された不正行為
六章:裁判に利用された医療安全
七章:賢い患者になるにはー患者会代表幹事に聞く
◆取材ノート


【プロフィール】
出河雅彦 (イデガワマサヒコ)
ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。
1960年、長野生まれ。上智大学文学部新聞学科卒。

著書
『ルポ 医療事故』(朝日新聞出版2009 科学ジャーナリスト賞2009)
『混合診療』(医薬経済社2013)
『ルポ 医療犯罪』(朝日新聞出版2014)
ルポライター鎌田慧氏の聞き書き『声なき人々の戦後史』(藤原書店2017第16回パピルス賞受賞)他

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